2017年01月14日
家族の名前が並んだ懐かしい昭和の表札
最近のお宅の表札のデザイン注目したことがおありでしょうか?
エントランスや玄関のイメージにあわせて工夫を凝らし、それぞれの嗜好がうかがえる個性的な素敵な表札があって楽しめます。
表札というより、ネームプレートとでもいった方がぴったりくるかもしれません。
デザインされた書体で苗字だけの横書きのものが多く、中にはローマ字表記のものも目立ちます。
長方形の木の板に、黒々とした筆文字で縦書き、世帯主の氏名がフルネームで書かれたあの表札を懐かしく思うのは私だけでしょうか。
昭和の頃の表札は、ほとんどがあのタイプでした。
大きな玄関のある立派なお家だけでなく、長屋の小さな引き戸の上にもあの表札がかかっていました。
そして、その横にはもう一枚、家族全員の名前がかかれたプレートが並んでいたものです。
最初の一行に、父のフルネームが書かれ、その横に母の名前、兄の名前、私の名前。
妹が生まれたときには父が油性のマジックで、妹の名前を書き足したのを覚えています。
五人家族になっても、家族の名前を書く行はまだ数行残っていたのは、まだまだ核家族化が進む前の古き良き時代の名残だったのでしょう。
おじいさんやおばあさんの名前も並んだ、大人数のお宅もたくさんありました。
郵便屋さんが、そんな表札の一行一行を確かめながら配達している姿も印象に残っています。
私が嫁いだ後も、長い間私の名前が並んだ表札がそのまま掲げられていたことを、今となっては切なく思い出します。
世帯主や家族構成が一目でわかるあんな表札は、個人情報の問題、犯罪防止の観点からも、今の時代には考えられないものかもしれません。
世の中の流れにあわせて懐かしいものが消えていくのは仕方のないことなのでしょう。
かまぼこの板のような木の表札、家族の名前が並んだ表札、昭和生まれにとっては思い出すだけで胸が熱くなる光景です。
この想いを共有できる方も年々少なくなるのかと想うと、複雑な気持ちになります。
エントランスや玄関のイメージにあわせて工夫を凝らし、それぞれの嗜好がうかがえる個性的な素敵な表札があって楽しめます。
表札というより、ネームプレートとでもいった方がぴったりくるかもしれません。
デザインされた書体で苗字だけの横書きのものが多く、中にはローマ字表記のものも目立ちます。
長方形の木の板に、黒々とした筆文字で縦書き、世帯主の氏名がフルネームで書かれたあの表札を懐かしく思うのは私だけでしょうか。
昭和の頃の表札は、ほとんどがあのタイプでした。
大きな玄関のある立派なお家だけでなく、長屋の小さな引き戸の上にもあの表札がかかっていました。
そして、その横にはもう一枚、家族全員の名前がかかれたプレートが並んでいたものです。
最初の一行に、父のフルネームが書かれ、その横に母の名前、兄の名前、私の名前。
妹が生まれたときには父が油性のマジックで、妹の名前を書き足したのを覚えています。
五人家族になっても、家族の名前を書く行はまだ数行残っていたのは、まだまだ核家族化が進む前の古き良き時代の名残だったのでしょう。
おじいさんやおばあさんの名前も並んだ、大人数のお宅もたくさんありました。
郵便屋さんが、そんな表札の一行一行を確かめながら配達している姿も印象に残っています。
私が嫁いだ後も、長い間私の名前が並んだ表札がそのまま掲げられていたことを、今となっては切なく思い出します。
世帯主や家族構成が一目でわかるあんな表札は、個人情報の問題、犯罪防止の観点からも、今の時代には考えられないものかもしれません。
世の中の流れにあわせて懐かしいものが消えていくのは仕方のないことなのでしょう。
かまぼこの板のような木の表札、家族の名前が並んだ表札、昭和生まれにとっては思い出すだけで胸が熱くなる光景です。
この想いを共有できる方も年々少なくなるのかと想うと、複雑な気持ちになります。
Posted by sakurablossom at 09:25│Comments(0)
│住まい